2010年5月27日木曜日

やはりプロは厳しいですね

どうも素浪人です。

今回はヤクルト・高田監督休養を受けて書いてみます。
球団会議では続投が決まっていたものの、やはり心が折れたのでしょうね。

思えば日ハムGM時代の手腕を買われてのヤクルトの監督就任だったと思い
ます。古田監督体制での6位終了後に2008年は5位・2009年は3位
でCS(クライマックスシリーズ)に何とか進出。
3年目の今年こそと言う思いも在ったでしょうが、伏線はこの2009年か
らです。監督業の難しいところは、成績が直結しているところで、2009年
は3位では有るものの、勝率.400と非常に寂しい数字での進出な訳です。
ギリギリもぎ取った権利なものの、3~5位の間を行き来している間に、辞任
・更迭騒ぎが起きたのもこの頃です。
何とか、心を奮い立たせて今期に挑んでは見たものの勝率は3割を切る状態。
ココまでと踏んだのでしょう。

勝てる見込みのある監督にはファンと言うのは優しいですが、見込みがないと
踏むと本当に厳しいですからね。当然といえば当然なのですが。

野村監督時代・若松監督時代、共に優勝経験があるわけですが、戦力的にそん
なに充実していたのかといえばそうでもないんですよね。
勿論、野村監督時代の一時期を除いてですが。
ただ、言えるのは『確かに強かった!』と、言う事です。

何に凄みがあったかといえば、進塁という部分で並々ならぬ意思を感じた事。
守備の隙を突く・サインを盗む・只のゴロにせず進塁打にする。
そういう積み重ねで得点を重ねているイメージが強いチームでした。
個人的に応援しているベイスターズなどは10安打2得点などという恥かしい
記録が山盛りなのでとても羨ましかったですね~。

今のチームといえば、言われるほどそんなに防御率など、失点を示す部分では
そんなに悪くないのですよね。
では何が問題か?

打撃陣です!!
こればかりは救い様がない状態です。打率.236は勿論、打点・得点の少ない事
少ない事…打点は全得点ではないので得点数で示すと144。失点は200。
これで上の順位に居たら不思議です。
四死球が多い訳でもない、犠打・犠飛が多い訳でもない、三振は多い。

※当然失点数だけが問題じゃないですよ。30点差で負けても翌日1-0で勝てば
同じ1勝ですから。

野村体制3年目までの『何でこのチームはこれで勝てるの?』とはかけ離れた状態
です。基本的にセ・リーグ下位4チームに位置してしまうチームと言うのは
こうしたボタンの掛け違いで同じ状態になります。

ホント以前は混戦に強いチームでした。
それを考えると怖い怖い・・・。他人事ではなく他3球団のコーチ陣も
明日は我が身と考えるのが妥当です。

プロの監督は厳しいのだ!

参考データ1参考にしたデータ類21はスポニチAnnex2はNPBオフィシャルサイト

因みに、この監督の途中交代というのは実に劇薬で、采配・起用に不満が
あっての不振の場合、心の痞えが取れ上手く回りだしますし、単純に戦力
的な不備の場合には、首脳陣への不満となり来期の体制にも影響します。

どんな事になるかは、今後の活躍次第ですね。

それにしても・・・
あの表情・あのタイミングでした『進退発言』の某監督はどう見ればいい
のだ??
なんとも悲しい限りである。

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