ＮＰＢに思う事・・・特にセ･リーグ

初めに言っておくと、私は大抵の球技は好きです。そして、『野球』はサッカー・バスケ
バレー・アイスホッケーと同じか、いや･･･正直に言えばそれ以上に好きなんだろうと思う。

だからこそ、
何でこんな事をするのだろう？
何でこんな事に気が付かないんだろうという？

と、悲しい気持ちになってしまう。

改めて、セ･リーグの理事会の言っている事は解らないわけではない。
そして、ナイターでやらなければ、人が集まるものも集まらないと言う事も。
何故なら、プロ野球は通常、週５～６試合。やるからにはリーグ戦を順当に消化しな
ければ赤字は必死だからだ。
※その上でチャリティーマッチを行うと言っているのだから、その分の赤字は必然。

ただ、その見込み客も
計画停電も続く中、来てくれたお客様はどうやって帰るの？
計画停電範囲の中に含まれたら、試合は成り立つの？
その来場してくれるであろうお客様は、通勤・移動・生活で節電に努めているよ？
そうなったら、試合を組んだ意味があるの？

試合がやれる状況なら、私としてはやってもらいたいと言うのはある。
と、いうのも・・・



沿岸部の方々に比べれば被害など無いに等しい私が書いて良いものか、疑問な部分は
あるが、それでも書きたい･･･
地域として健全に活動できる場所は、応援していただくのも良い、悲しんでいただけるのは心からありがたい。だが、それぞれの場所で、それぞれの役割を果たしていただきたい。来るべき復興を果たした際に、日本自体が競争力を失っていたら意味が無いから。と、いう事
私なんかが言えた事ではないが、必ず被災地は復興する、そして、支えていただいた分の
恩返しをしてみせると思っているのです。

だから、各プロスポーツの選手が『こんな事やってて良いのか？』と、いう問いには
わたしは、
潤沢に競技をする事で経済活動を動かして下さい。
一生懸命な姿で私達(私はかな？)を感動させてもらいたい。と、思う。
それぞれに役目があるのだから･･･。

だからこそ、思うのです。

『今が健全な状態ですか？電力足りてませんよ？
市民生活に負担を掛けていませんか？停電している所が、多々ありますよ？
その前に運営できますか？お客さんが募金する気で来ても帰れなくなりますよ？』

と、その事に恥も外聞も無く「やる意義がある」と、言うならばどうぞやって下さい。

少なくとも、私はそう思わないし、その試合会場付近の電力が満たされるまでは、
住民負担の上で運営される試合など見たくも無い。

被災地に対して配慮が無いと言うのは、少なくても建設的ではないと思う。
だが、世の中にはやるべき事もあるが、やれる条件と言うものもあると私は信じている。
自分たちのお世話になっているフランチャイズ付近の住民に負担を掛けて何に対して・何を以って『勇気をあたえるの？』と

被災地の一部分である宮城県仙台市の一人である、私の思いです。

素浪人