今までの上水道の復旧のペースを考えると、本当に不眠不休に近い仕事振り
なのではないかと、頭が下がるばかりの素浪人です。
どうしてもまだまだ、手を出せていない部分もあるかとは思いますが、水道
までは復旧したところもありますし、こうやって、各関係部署はそれぞれに
頑張っている。
しかし、ライフラインが復旧してきているからといって、浮かれているとその
先の不安が無くなっていないことを忘れがちになるのではないかと言う不安も
ある。
上水道もあれば、当然下水道がある訳で、こちらの現状は想像以上に酷い事は
間違いない。
『下水処理場50カ所が被害=国交省』(ソース元:時事ドットコム)
こちらの紙面で気になる一文は
この中には、仙台市の約7割の下水を処理する南蒲生浄化センター(宮城野区)も
含まれており、復旧のめどは立っていない
そして、
『下水処理施設被災、街にあふれる汚水 県「節水協力を」』
(ソース元:asahi.com)
こちらの紙面は判り易いのではないだろうか?
この中で触れているので気になる部分は
センターの施設のほとんどが壊れているため、集まった下水は固形塩素を使った簡易消毒
だけで海に放流されている。県は、水の汚れの程度を示す生物化学的酸素要求量(BOD)
を検査し、環境への影響を調べている。
これを無計画に、無遠慮に排水について考えないと結果的に我が身に降りかかる。
この事を忘れえちゃならない様に思う。急造された『ため池』に一旦溜め込み、固形塩素
を用い簡易消毒をするだけ(それしかしないのではなく、出来ないから)なので、水質汚染
と周辺の疫害も懸念しなくてはならない。
当然、汚染が進めば水産資源にも打撃が出るだろう。
福島原発でも判る様に、大都市であれば在るほど(人口が集まれば集まるほど)その影響は
周辺地域に依存しているケースがほとんどで、自分の地域が良ければそれで良いと言う
考え方をしたら、大間違いにしかならない。
今現在の、県内の状況は市内道路で言えば、車は少なく、店が開いていれば食べ物を求め
長蛇の列を作り、各企業の事業所には貧弱な交通事情もありガソリンが無い為仕事を再開
する事も出来ない。再開しようにも、各検査を受け様にも、検査員もなかなかやって来れ
ない状態が続いている。
なかなか、健全な状況を取り戻そうにも、そう上手く行かないが、それでも生きているの
だから、是非とも、事業・交通網が健全な地域の方々は、様々な障害はあると思うが頑張
って欲しいものです。
どうしても、こういった事が起きると何事にも自粛ムードは出てきてしまうが、下ばかりも
向いてられないし、国として元気でなければ、意味もないし、支援無しに回復できる事は
無いと思う。それも現実だと思うので・・・。
生きていれば苦難もあるものだと思ってはいたのだが、目の当たりにすると萎縮もするし
これからへの不安もあるが、良い事だらけでその幸せを知る事は無いだろう。比較が出来
ないから。でも、こんな経験をしたからその幸せが実感できるんだと、伝えられる事・
笑顔で話せる様にありたいとも思うのだ。
その為にも頑張って行きたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿