こちらのニュ-スはどうお考えでしょうか?
Jリーグ:2015年から2ステージ制&ポストシーズンを実施
(ソース元:スポニチ)
<これまでの流れ>
1993年から2004年までJリーグは2シーズン制を採ってました。
その頃の主な順位決定の仕方は
1st.ステージ優勝チーム 2nd.ステージ優勝チーム
によるチャンピオンシップ開催
両ステージ優勝の場合
95年まで:2位チーム同士のプレーオフでチャンピオンシップを開催
97年以降:総合優勝の場合チャンピオンシップなし
と、なっていた。(96年は1シーズン制(4回総当り・カップ戦なし)
2005年以降は1シーズン制を採り(ホーム&アウェイ総当り2回制)にして、
カップ戦を用意した。
と、ここまでが今までの流れ。(勝ち点と勝利数の違いもあったが省きます)
ところが、ここにきて2シーズン制の復活が報じられた。
原点回帰といえば聞こえは良いかもしれないが、実際の所は
『クラブ経営が行き詰る所が多い ・リーグ機構にあまりお金が入らない』
のが本音のところ。
ハッキリ言えばサッカー人気の割りに観客も少ないチームも多く、金満チームは殆どない。
そこで、2シーズン制のメリットである
①ステージ間試合数が少ないので、前期が悪くとも後期に可能性がある。
②優勝の機会が2度になるのでメディアの露出が増え観客増に繋がり易い。
を 採りたい訳だが、世の中の理としてデメリットもある訳だ。
デメリット
①前期優勝チームがチャンピオンシップに向け調整の場にしてしまう。
②可能性の問題だが総合成績中間位のチームでも進出する可能性がある。
③シーズン結果をないがしろにしてしまう。(年間最多勝ち点チームが優勝できない可能性もある訳ですから)
では、2015年の予定はというと
チャンピオンシップ出場権のチーム。
①両ステージの各1位
②両ステージの各2位(同一チームが2位の場合どうするのか書いてないな?)
③年間最多勝ち点チーム(総合優勝チーム)の5(4)チーム(①と同一なら無し)
④下手すりゃ優勝チームが4チーム発生(ステージ2・総合1・チャンピオンシップ1)
多分に野球のクライマックスシリーズの観客動員数が増えたのも影響しているだろう。(あれもあれでおかしいのだが12チームで6チームが参加って・・・)
が、ちょっと待て!あちらは2リーグ制の3位まで…
決して同一リーグの2位じゃない!
どこまでシーズン勝ち点の意義を下げれば気が済むのだろう。
お分かりでしょうか?
A,Bと違うリーグでリーグ戦を行っているから、互いに相手の違うリーグ同士の2位は意味が違うかもしれない?というのは解るが、
1つしかないリーグが期間を分け、あえて2位のチームを2つ作り
各ステージ優勝チームと総合優勝チームにぶつける。
意味が分かりません(笑
本音を言えば、シーズン意義(勝ち点)を下げる2シーズン制というのはハッキリ言って嫌いです。
ですが、リーグ運営を何とかしたい気持ちを汲むのであれば
・年間勝ち点上位4チームによるポストシーズン制にするなり
・年間チャンピオンなんか決めない1年2シーズン制(下策だけど)
・両ステージ各優勝チームと年間総合勝ち点1位(試合数は増えない)
にでもすれば良いのでないかと思う。
正直、どれも嫌だが、通年のシーズン結果を無駄にしない上位進出システムの方が納得は出来る。年間頑張らないと出れないもんね。
競技人気に対するJリーガーの給与見れば、全体が苦しいのは解るしどこかが我慢しないといけないのかもしれないが、どこまでシーズン優勝の価値を下げれば気が済むのかと腑に落ちない。
もう少し考えてくれる事を祈る。ついでにVゴールでも復活させるか(笑?
※因みに、現行の制度は代表にも良い経験となるので私は好きである。
試合数少ないけど長期のリーグ戦、短期リーグ戦とトーナメントを経験できるカップ戦
どちらも経験できるのは本当に良い経験が出来る。(コンディションの整え方が違うから)
現状、特に上位・下位チームがカップ戦で手を抜く悪癖が在るけど、 それは各チームの考え方次第。選手は良い経験を手放すか(W杯予選・本戦ともこのチーム数・試合数も近いし)手に入れるかは心次第だと思いますから。
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