すんごい久しぶりです!!
素浪人です、皆様にお断りも無く(?)ただ無性に生きておりました。
もう暑くて暑くて・・・書く気にもならなかったのですよね・・・
特産品を広める、地域理解を深めてもらう、色々在るわけなんですが
お隣の県、山形県ではこんな試みをして見る模様。
村山の“市場・屋台村計画”始動 セミナー経て来春開設、出店希望者募る
ソース元:フレッシュ・アイ/多分、山形新聞(URLがyamagata.npだからニュースぺ-パーだよね?)
これのちょっと変った点は、いつも失敗してくれる(宮城県内でもいっぱい在りますよ)
施設を作成(いわゆる箱モノ)→告知不足・呼び込み不在→客足なし
→テナント撤退→施設内の空洞化→閉鎖
の良く見るパターンではなく、5月にオープンした市総合文化複合施設
「甑葉(しょうよう)プラザ」近くの空き店舗を改装し、市内の新鮮な農産物など生鮮品
を販売。さらに、他県塩釜や北海道の特産品も直売しますよ!
と、いう点。
厚生労働省の雇用創造先導的創業等奨励金事業に採択され、同省が3000万円を上限に
事業費の3分の2を補助する。(要するに2,000万までと言うことでしょ?)
と、いう点も違いますよね。
空き店舗の改装と言うことで、敷地・店舗の用意負担が減る点などは、今までの
箱モノ有りきの姿勢とは違うなとは思う。
ただし、これが定着するにはいくつもの壁は勿論存在する事になる。
直近の問題としては・・・
1.地域商圏の消費に根差すものか、観光資源としてのものであるか。
上記特質を見れば観光資源としてのものになる事は間違いない。
2.どの様に客足を呼び込むか。
店舗である以上、客足の数が成功の可否を決める最大条件である。
観光資源化としての存在であれば、生活必需ではない為、そこにあれば勝手に
人の足が向かって来る訳ではない。
では利用価値があれば足が向かうかといえば、それだけで人の足が向く訳が無い。
交通機関はあるか?駐車場はあるのか?どうやって存在を知ってもらうのか・・・
地域の一企業の直売所などで成功しているものは何が違うのか?
一番の違いは客足がそこに向かうように仕向けているからである。
顕著な例は、地元観光バスだけでなく、各地の観光バスのルートに組み込んで
しまう事である。
なんでって?そんな所で10分に1本来る様な電車がある訳無いし、突然駐車場も
用意なんか出来るわけ無いでしょ?出来るなら話は別。
それに観光に来る人がわざわざその人の地元の特産品を買うわけが無い。
ましてや買い物の為だけに、わざわざ旅行をして特産品だけを買いに来る訳が無い。
つまり、観光+買い物のコンビネーションの中でココに来れば、その地域の欲しいもの
が手に入ると言う図式ではなければ、大方失敗すると言う事です。
買い物だけは出来るけど、行ってみたら他にやる事が無いでは行く価値無いでしょ
皆さんも(笑
そういった意味では、周辺の観光施設との連携も必要です。
その為には店舗経営者の努力では無理があります。
運営が如何に呼び込み施策を組み立てるか、メディアを利用していくのかが鍵!
潰れていくところというのは、大抵はそんな努力していません・・・
やれ、インフラの整備が予定と違ってされていないですとか色々有りますが
一番は知ってもらう・二番は来て貰う・三番は飽きさせない(質)
これに限ると思います。
順番が逆じゃないの??と言ういう人もいらっしゃるとは思いますが、
質が良いのは当たり前ですよね?
テナントと言うのはそこに在るだけで経費が発生します。経費を上回り
そこに働く人々が食べていけなければ、そこに存在意義は無いのです。
その為には来て貰う数を確保できなきゃね・・・
こういった試み、失敗を見ているほうが多いので、ぜひとも上手くやって欲しい
ものです。地域の店舗が皆シャッターは、やはり心が痛い・・・
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